最近増えてきている男性不妊の場合では、相談についてはどこにしたらいいでしょう。不妊に悩む夫婦が世界的に増えていて、不妊症の原因は夫婦双方にあります。女性だけが病院に行って検査を受けるだけでいいと言うものではないと考えてください。ネットなどで不妊治療の専門機関や専門医が相談にのっているサイトも多く存在します。自分に当てはめて不妊症と認識したら、女性だけに押し付けず、必ず一緒に専門医へ行って相談してください。
不妊検査が必要な場合は、女性だけでなく男性も同時に検査を受けなければなりません。疾病やストレスも原因となることがあり、男性側の不妊は現実として珍しいことではないのです。へたな自尊心に囚われることなく夫婦の大切な問題ですので真摯になって向き合いましょう。
不妊の原因には半分は男性側にあると言いますが、その場合どのような手術があるものでしょうか。
不妊の原因として男性の方にあるとわかっても実は男性不妊についてはよくわからない部分が多いのです。そのような中で手術を行う症例は原因が特定でき、手術によって結果的に改善を期待できる場合となってきます。具体的には精巣やその上の精索部に静脈瘤があった場合の精索静脈瘤の手術や精子の通る管に閉塞がある場合に行う精路再建手術、どうやっても精液中から精子を回収できない場合に顕微授精のために実行する精巣精子採取術といったものがあります。これら不妊手術はケースにより保険が適用となって、そうならない場合がありますので注意が必要です。