子どもに携わる仕事は数多くありますが、現在日本は、少子高齢化が進んでいます。
そのため、保育士の仕事が減っていると思っている方も、少なくないのかもしれませんが、一概にそうとはいえません。
厚生労働省が立てた方針で、子育て支援のための施策が実行されるように変化し、待機児童をゼロにするために、保育施設の拡充が実行されています。
そのため、保育士の求人が増加傾向にあります。多少ですが、子供手当などの支援で、出産率の低下にも少しずつ改善がみられ、保育士の需要も増加すると考えられます。
また、保育園以外にも、現在は商業施設で子供を預かるサービスをしているところもあり、保育士の資格を持っていると、優遇される傾向にあります。
さらに言うと、企業内に託児所を設置している会社も近年増え、そこでの雇用も広がりつつあります。託児所があることで、貴重な人材が離れていくことを防ぐこともでき、保育士の雇用も増えるというメリットもそこにはあります。
さらに保育士の資格には、年齢制限がありません。
そのため、保育士の資格を取ろうと思えば、年齢を問わず勉強のチャンスはありますし、資格さえあれば、子育てが一段落した後に、もう一度働くことも出来ます。
資格は専門学部や学科を卒業していなくても、通信講座などで受験資格を取得して、保育士試験を受け取得することも可能です。通信講座を受けて勉強し、ピアノなどの音楽レッスンを受けたり、実技講座を受講したりすることも可能です。けれども、保育の仕事は、肉体労働ともいえる部分が大きく、体力的な辛さがあるのも現実です。